
ウイスキーに挑戦してみたいけど、種類が多すぎて何から選べばいいか分からない…

スモーキー"とか"ピーティー"とか聞くけど、正直ちょっと苦手かも…
こんな風に感じていませんか?その気持ち、とてもよく分かります。
実は私も、最初はウイスキーの独特のクセに戸惑った一人です。
でも、安心してください。正しい選び方さえ知れば、あなたもきっと「ウイスキーって美味しい!」と感動する一本に出会えます。
ウイスキーは種類によって、「本当に同じお酒?」と思うほど、味わいが異なります。
ウイスキーにハマった私が、数々の失敗と感動を繰り返してきた経験から、「初心者の頃の自分に教えたい!」と心から思える、本当に飲みやすい甘口・フルーティーな銘柄だけを厳選しました。
この記事を読めば、
- 初心者が「美味しい!」と感じられる、甘くてフルーティーな銘柄だけを知ることができます。
- それぞれの味わいや香りの特徴、おすすめの飲み方まで分かるので、もうお店で迷うことはありません。
- 比較的手に取りやすい価格帯のものを中心に紹介するので、今日からでもウイスキーライフをスタートできます。
では見ていきましょう!
ウイスキー選びで失敗しがち?初心者が知っておくべき3つのこと


とりあえず有名な銘柄を買ってみたけど、想像と違った…
そんな経験、実は多くのウイスキー初心者が通る道です。
でも、これからお伝えする3つのポイントを押さえれば、もう失敗することはありません。
1. 味わいは「産地」「原料」「樽」で決まる
ウイスキーと一言で言っても、その個性は千差万別。味わいを決める大きな要素が「産地」「原料」「樽」です。
特に初心者がつまずきやすいのが、薬のような独特の香りがする「スモーキー(ピーティー)な」タイプ。
これは、スコットランドのアイラ島など、一部の地域で麦芽を乾燥させる際に「ピート(泥炭)」を焚きしめる製法に由来します。
一方で、私たちが目指す甘くてフルーティーなウイスキーは、
- スコットランドのスペイサイド地方のような、華やかな香味のウイスキーが多く造られる産地
- シェリー酒やバーボンを熟成させた樽を使うことによる、果実やバニラのような風味
といった要素から生まれます。つまり、どこで、何を使って、どう造られたかを知ることが、好みの味を見つける近道なのです。
本記事で、ウイスキーの種類について解説してますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
2. 「高い=美味しい」とは限らない
もちろん高価なウイスキーには、長期熟成による複雑な味わいなど、素晴らしい魅力があります。
しかし、それが必ずしもあなたの好みに合うとは限りません。
むしろ、3,000円前後で手に入るボトルの中にも、驚くほど甘くて飲みやすい、コストパフォーマンス抜群の銘柄がたくさん眠っています。
まずは手頃な価格帯から試して、自分の「好き」を見つけるのが賢い選択です。
以下の記事で5000円前後で買えるウイスキーを紹介しています!ぜひ参考にしてみてくださいね。
>>高コスパ!5000円前後で買える激うまウイスキーをみてみる
3. 「ストレートが通」という思い込みは捨てよう
ウイスキーの飲み方に、決まったルールはありません。
ストレートで飲むのが「通」だと思われがちですが、炭酸で割る「ハイボール」や、水で割る「水割り」にすることで、香りが華やかに開いたり、アルコールの刺激が和らいで甘さを感じやすくなったりします。
特にフルーティーなウイスキーはハイボールとの相性が抜群。
まずは気軽に楽しめる飲み方から試してみましょう。

私も家飲みは基本ハイボール!雰囲気のあるBARではストレートやロックで嗜みます!
甘くてフルーティーな初心者向けウイスキーの選び方

では、具体的にどうやって選べば良いのでしょうか?
答えはシンプル。
以下3つのポイントで選ぶだけで、あなたが求める甘くてフルーティーなウイスキーに出会う確率が格段に上がります。
- 産地で選ぶ:「スペイサイド」か「アイリッシュ」から探す
- スペイサイド産: スコットランドの一大産地。リンゴや洋梨のような華やかでフルーティーな香りが特徴です。まずはこの産地から選べば間違いありません。
- アイリッシュウイスキー: アイルランドで造られるウイスキー。一般的に3回蒸留されるため、驚くほどスムースで軽やかな口当たりが魅力です。
- 熟成樽で選ぶ:「シェリー樽」や「バーボン樽」熟成に注目
- シェリー樽熟成: レーズンやチョコレートのような、濃厚でリッチな甘さが生まれます。
- バーボン樽熟成: バニラやハチミツ、キャラメルのようなクリーミーで親しみやすい甘さが特徴です。
- 飲み方で選ぶ:まずは「ハイボール」で試してみる
- 繰り返しになりますが、ハイボールは初心者の強い味方。炭酸がウイスキーの持つフルーティーな香りを弾けさせ、爽快な飲み口にしてくれます。
これを飲めば間違いない!甘口・フルーティーウイスキーおすすめ7選
お待たせしました!ここからは、甘口、フルーティ好きの私が「これぞ!」と唸った、甘くてフルーティーなウイスキーを価格帯別にご紹介します。
まずはここから!鉄板&高コスパボトル 5選
1. ザ・グレンリベット 12年 (スペイサイド)

結論:フルーティーなウイスキーの王道。迷ったらまずこれを試してください。
「すべてのシングルモルトの原点」と呼ばれるほど、完璧なバランスを誇る一本。
青リンゴや洋梨を思わせる爽やかでフルーティーな香りと、ハチミツのような優しい甘さがあり、初心者でも非常に飲みやすいのが特徴です。
2. グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ (スペイサイド)

結論:世界で最も愛されるシングルモルト。洋梨のような香りが好きなあなたへ。
理由: 三角形のボトルが象徴的な、世界で最も飲まれているシングルモルトウイスキー。フレッシュな洋梨のような香りが特徴で、後からバタースコッチのようなクリーミーな甘さが追いかけてきます。
3. ジェムソン スタンダード (アイリッシュ)

結論:驚くほどスムース!アイリッシュウイスキーの魅力を知る最初の一本。
3回蒸留による、どこまでもなめらかな口当たりが最大の特徴。クセが全くなく、ほのかなバニラとナッツの香ばしさ、そして優しい甘さが口の中に広がります。
4. ザ・バスカー アイリッシュウイスキー (アイリッシュ)

結論:トロピカルで華やか!コスパ最強のモダン・アイリッシュ。
近年人気急上昇中のアイリッシュウイスキー。バーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽の3種で熟成させた原酒をブレンドしており、トロピカルフルーツのような華やかで甘い香りが特徴です。
5. グレンモーレンジィ オリジナル (ハイランド)

結論:「柑橘とバニラの香り」の完璧な調和。爽やかさを求めるならコレ。
スコットランドのハイランド地方を代表する銘柄。
「柑橘系の香り」と評されることが多く、オレンジやレモンのような爽やかさと、バーボン樽由来のバニラの甘さが見事に調和しています。
衝撃が走った。ちょっと贅沢したい日の特別なボトル 2選
6. ザ・マッカラン 12年 シェリーオークカスク (スペイサイド)

結論:「シングルモルトのロールスロイス」。濃厚な甘さを体験したいあなたへ。
最高級のシェリー樽で熟成された、贅沢な一本。ドライフルーツやスパイス、チョコレートを思わせる、リッチで濃厚な甘さとフルーティーさが特徴です。
7. リンドーズ

結論:一口飲めばお花畑。口の中が華やかさでいっぱいになる。
バニラやドライフルーツのような甘さに、洋梨や柑橘系の爽やかな果実香が重なります。
口当たりは非常に滑らかで、シナモンやジンジャーのようなスパイスがアクセントとなり、複雑でバランスの取れた風味が特徴。
さあ、あなただけの一本を見つけよう
気になるウイスキーは見つかりましたか?
まずは一本、今日の帰りに酒屋さんや、それぞれのリンクから手に入れて、甘くフルーティーな世界を体験してみてください。
最初の一杯は、ぜひハイボールで。

ウイスキーってこんなに美味しかったんだ!
きっと驚くはず。
今回紹介したものは、どれも比較的手に入りやすい銘柄です。まずは安価なボトルから試してみるのがおすすめです。
まとめ:甘くフルーティーなウイスキーで、豊かな時間を
最後に、この記事のポイントをもう一度おさらいしましょう。
- ウイスキー初心者は、スモーキーさの少ない「甘い」「フルーティー」なタイプから始めるのが成功の秘訣。
- 選ぶときのポイントは「スペイサイド産」か「アイリッシュ」を選ぶこと。
- まずは「ザ・グレンリベット12年」や「ジェムソン」など、王道で飲みやすい銘柄から試してみよう。
- 飲み方は「ハイボール」がおすすめ!
お気に入りのウイスキーが一本あるだけで、仕事終わりのリラックスタイムや、週末の夜が何倍も豊かなものになります。
この記事が、あなたの素晴らしいウイスキーライフの第一歩となれば。